Vol.1 証券レディ初インタビューをしてきました。今回のお相手は某有名証券会社に内定をもらっているAさん(とします)にお話を聞いてきました。 とっても前向きで、将来が楽しみな女の子です。 証券希望の人だけじゃなく、就職活動中のみなさんに役立つお話です。 では、行きましょう。 やぎねぇ(以下や):ではまず、内定の時期はいつでしたか? Aさん(以下A):内定が決定したのは8月です。 や:内定までの流れはどんな感じだったの? A:まず、6月に説明会があって7月に一般職、総合職合わせての筆記試験がありました。 そのあと、面接があって8月に内定をいただきました。 や:そもそも、なんで証券会社を受けたの? もともと証券希望だったとか? A:いえ、2年生の春くらいまでは何にも考えてなくて、ただ就職するのかな~って感じだったん ですが、偶然の出会いというか、きっかけがあったんです。 や:じゃあ、それ教えて。 A:たまたま授業の一環でゼミに、元証券マンの方と結果的に私が配属されることになる証券会社支店長の方が来ていて、授業中に「この中で営業やってみたい人いる?」って聞かれたんです。前からいろんなことに興味があったので、勢いにまかせて思いきって手をあげたら、私だけだったんです。それで、「もし興味があったら説明会に来てね」ということでした。 「質問ある?」と聞かれたので、「簿記は必要ですか?」って聞きました。あと、「社内結婚が多いですか?」とか。 や:そういう場面で、質問できない人って多いよね。 説明会でも、だいたい自分が気になっていることはみんなも知りたいことだったりするから、恥ずかしがらず質問して人事の人に自分のことを覚えてもらうことが大事だよね。 ちなみに簿記は必要なの? A:あまり必要ないみたいです。 私、簿記がすごく苦手で重要視されたら嫌だなぁって思ったんです。 社内結婚は多いみたいですよ。うふふ。 や:説明会はどうだった? A:説明会に行くまでは何も調べたりしてなかったので、新発見が多かったです。 例えば、求人には就業時間8:30~17:30って書いてあったけど、朝の会議とか、準備とかで普通は朝7時には出社しなきゃみたいで毎朝5時起きになりそうです。朝弱い私は、授業にもよく遅刻しちゃったりスッピンで通学してたので、ちゃんと早起きできるかとても心配です。 や:受けてみようっていう決め手は何だったの? A:ゼミのときに来てた元証券マンの方と話して、とっても仕事ができそうなイメージを持ちこんなふうになりたいなって憧れが決め手ですかね。 や:ちなみに、証券以外にはどんな仕事をしてみたいと思ってた? A:ずっと興味があったのは、「メーカー」で企画とか商品開発とかカッコイイ仕事に興味がありました。「ガイヤの夜明け」とか「プロジェクトX」とか好きでよく見てまして、何かを作り上げるってすごいなぁ~って漠然と思い描いていました。 や:確かに、あの番組に登場する人ってすごい人たちだからね~ 感動するよね。私もよく見てたからなぁ。 ところで、内定もらえたのってなんでだと自分では思う? A:みんながしてないようなことをしたからかな。 例えば、筆記試験のときにみんな消しゴム使ってゴミがでますよね。でも、結構「終わった~!」という喜びからか結構そのまま気にせず帰ってしまいます。イスとかも出したままだったり。 なんとなくゴミとイスが目についちゃって「片付け手伝いましょうか?」と人事の方に話しかけました。でも、「大丈夫ですよ」と言われましたが、人事の人とも話す機会が持てて、私の存在を覚えてもらったからかもしれません。 後でで聞いた話しだと、人事の人が私が配属されることになった支店長さんに直接電話を入れたらしく、筆記試験の点数は平均より大幅に低かったけれど、気配りを認められほぼ8割くらい内定が決まっていたらしいです。 や:そういうことってあるみたいだよね。 私も他で聞いたことあるけど、会社に応募の電話をかけたとき担当の人がいなくて、後でかけ直してもらったとき、「わざわざご連絡いただきありがとうございます。」の一言を言ったとき、良い印象を持ってもらった様で面接はしたけどもうほとんどその人に決まってたという例もあります。言えるようで言えないんですよ、この言葉。緊張してたりすると特に 人事の人たちもやっぱり人間だし、自分がしてもらってうれしいなってことをしたら「嬉しい!」って思うだろうし、やはりその人のことは気になって記憶に残るものです。 ところでどんな面接だったの? A:私のときは、支店に面接に行ったのですが、もう既に何人かの人には名前を知られていて「あ、○○さん、こんにちは」と言う感じでみんなが声をかけてくれました。 応接室に通されて、志望動機とか聞かれるのかな~とドキドキしていたのですが、「何か質問あるかな?」と言われ、「あれ?」と思いながらも、気になっていた「外務員試験のこと」や、「日経新聞の読み方」を聞きました。 や:「外務員試験」てどんななの? お客様に対応するときに必要な知識の試験で、この資格を持ってないと実際に窓口で働くことができないんです。電話さえも出られないみたいなんです。 や:今、研修に行って勉強会とか出てると思うけど、入社を目前にして迷いとかないの? A:いえ、すっごいあります。 説明会に行くまでは何も知らなくて、朝7時出社のこととか、試験のこととか心配なことばかりです。こんなに勉強しなきゃならないなんて思わなかったし。 や:これからの自分のお仕事どんなイメージを持ってる? A:・ 「忙しそう」・ 「人間関係」ちょっと心配 みんな優しくしてくれるし、人間関係も良さそうだけど、結構厳しいのかなって。 あとは、女の人に好かれないとかなって。全部で5人いるんですが、パートの人とか、30代の人とか、どんなふうに付き合っていいかちょっと心配です。 や:じゃぁ、これから仕事をするわけだけど、期待することはどんなこと? A:とにかくがんばりたいです。 くじけるかも知れないけど、やぎねぇや周りの人に相談して、ポジティブにがんばりたいです。 自分がどれだけ成長するか楽しみ。楽しみながらやっていきたいなと思ってます。 や:5年後はどうなってたい? A:3年後、5年後…分からないけど、金融以外の仕事もやってみたいので転職してるかも。 ファイナンシャルプランナーの勉強もして合格したいな。 この仕事もちょっとしたチャンスで決まったようなもの。 次もチャンスを見つけていろいろ挑戦したいです! あとは、秘書協会に入りたいと思ってるんです。 短大時代のとってもきれいでかっこいい秘書の先生に憧れてます。 や:最後に何か言いたいことは? A:20歳になったばかりですが、きっと20代って何でもできるときだと思う。 自分の可能性を広げるためにも、やろうと思ったことはなんでもやってみようと思ってます。 弱気になっても味方はきっといるし、自分の意志を持って強く生きたいです。 30歳代にはすごい人になってるからよろしく!! 死ぬまで突っ走ります! この人に会いたいと思われるような人になりたいです。 や:一緒にがんばりましょう。 今日はありがとうございました~ |